【かぎボラ】魔法の国のお披露目会!




ヤーンボムの当日、8月25日(月)は イギリスでは バンクホリデーという祝日でした。

しかし残念ながら 朝から天気は雨。
それも 午後になると いよいよ土砂降りとなり 気温も下がっていて
これで 午後2時からお披露目会をするなんて 本気?
そもそも 車いすに乗っている子も多いでしょうに、無理なんじゃないの?

子どもたちの反応はみたいけど 
この天候の中 見てもらうのは申し訳ないと思っていたのですが
午後2時をすぎると 続々と 子どもたちと そのご家族が集まってきました。

なんか それだけで 感動的でした。

大雨の中 クラフトクラブのメンバーは 一生懸命飾りつけしたし
子どもたちやそのご家族も そんな彼らの想いに答えたくて
この悪天候の中 駆けつけてくれたのでした。


我々も 体を拭き、ホスピスの食堂に集合しました。


まずは ホスピスのお偉いさん?から
今回のプロジェクトについて説明と感謝の言葉があり、
クラフトクラブのメンバーを代表してヘレンが挨拶。


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このボランティアには 本当に多くの人が参加してくれて
ギネス記録を更新したことなどを 報告してくれました。

そして また別のお偉いさん?が 「ぞれにしても・・・」と引継ぎ、

「今回は その協力の輪が全世界に広がったと言う事ですが
 なかでも ここにいる日本人女性を代表とする 60数名の日本の方々が
 2300点ものアイテムを寄付してくれたというのは 特筆すべき
 すばらしい貢献でした。我々からも感謝申し上げます!」

と、わざわざ日本から来ていた我々のことを とりあげてくださり
会場のみなさんから 温かい拍手をいただきました。
(かぎボラに参加したみなさんへの拍手ですよ~)



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パーティーには 今回のテーマに合わせて こんな可愛いカップケーキが。

そして 子どもたちからは・・・・
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施設の子たちが 一生懸命つくってくれた サンキューカードが
クラフトクラブに贈呈されました。

代表して 起き上がれないけれど おしゃべりは達者な女の子が
「thank you」と言って 手渡してくれましたヨ。



ひとしきり挨拶が終わると いよいよ魔法の国へのツアーです。


ホスピスの職員の人たちも 一部の世話係の方を除いて あえて庭を見ないようにして
このお披露目の瞬間を待っていてくれました。


私達も ワクワクドキドキしながら みんなで庭にでました。




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庭の入口は こんなに素敵に飾り付けられました。

たくさんのバンティング(日本語ではガーランド?)をつなぐため
クラフトクラブのベッキーが 前の日の夜中遅くまで がんばってくれました。

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ここが 「the magic faraway tree」への入口ですよ~


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みんな 傘をさしながらですが ワー すごい~~ 見てみて 素敵~~!!と
写真を パシャパシャとりながら 興奮気味に 魔法の国を みて下さっています。



入口をすぎると まず最初に 鳥の木が 子どもたちを出迎えてくれます。


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たくさんの鳥さんがとまっている にぎやかな木です。


これを見て まず 最初のお子さんが 「あの鳥を見たい」と意思表示してくれました。

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ギャビーが木から鳥を外して 渡してあげました。

この子は ルビーちゃんという 6歳ぐらいの女の子です。
ルビーちゃんは レット症候群という 遺伝子の病気を持って生まれてきました。

1歳をすぎるまでは 普通の子と変わりませんでしたが
徐々に 体を動かすことができなくなってきて
今は おしゃべりすること、歩くこと、食べる事ができません。

でも こうして モノを見て それに興味があると 意思表示をしますし
誰かに手渡してもらうと 自分の手に物を持つこともできます。

レット症候群は 治療法がなく 徐々に筋力が弱っていくという辛い病気ですが
ご家族は ここリトルヘブンズホスピスに来たことで
ずいぶん救われたと話していました。

ホスピスでルビーちゃんはお友達もできたようで
パーティーでthank you カードを手渡してくれた女の子は
「わたしは お庭は ルビーと一緒に行くから!」と言っていましたよ!

病気のせいで 言葉にはできないかもしれませんが
それでも ルビーちゃん 魔法のお庭と 次々と見えてくる あみぐるみに 興味津々でした!
ずっと 触ったり 回したりして あみぐるみの感触を 楽しんでいましたよ。



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ルビーちゃん ここでも お人形にご挨拶。
3体の人形の中では やはり ピンクの妖精のシルキーが気に入ったようです。



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他の子も 好きな所で止まって 人形を触ったり 一緒に写真をとったりして
家族のみなさんと一緒に 魔法の国を 楽しんでくださっていました。


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この女の子は この場所が気に入ったようで お母さんと記念撮影!
お花のガーランドが キラキラしていて とっても素敵な写真でした。





私達も 是非 一緒に写真に入って下さいと言われ 恐縮ながら
あるご家族といっしょに 記念撮影させていただきました。


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12,3歳ぐらいの男の子でしたが この大きな人形のところが気に入ったようで
家族が先に進もうとしても 「ワ~ワ~」と叫んで
まだまだ お人形と遊びたそうにしていました。

記念撮影の時も いろんなポースをとりましたが
男の子は自分から ムーンフェイスとシルキーの手を握ったりして
本当に この子たちが 気に入っていたようです。

隣にいるおばあちゃまは 私たちに
「The magic faraway tree は 素晴らしいお話だから
 是非 日本の方々にも読んでいただきたいわ」 と 言っていました。


悪天候だったのが 残念ではありましたが
そんな雨にも負けず 子供たちが 熱心にあみぐるみを見て行ってくれた姿に
とっても感動しました。


ご家族も 傘を差しながら ひとつひとつ丁寧にお庭を見て下さり
 Absolutely amaging!  (最高にすばらしいわ!)と
何度も 何度も 言ってくださいました。


ボランティアをすると やった方の努力や成果がばかりがクローズアップされがちですが
やはり 受け取る相手の優しさがあって はじめて 報われるのかなと思いました。

この壮大なプロジェクトの最後の瞬間までを この目でみることができ、
それを みなさんにもお伝えすることができて 本当によかったと思います。


前記事では 不快なコメントをみなさんに見せないために削除したのに
結局 不本意ながらも「紹介」することになり 申し訳ありませんでした。

しかし こうした一部の方は
「言ってはいけないこと」を ちゃんと教えてもらっていないのだろうし、
下手すると こういう発言をして 盛り上がるような仲間すら 周囲にいるのかもしれない。

これをきっかけに そうした発言が決して社会的に許されるものではないと言う事を
そうした一部の心無い方にも知って頂きたく 記事にしたことを ご了承いただけると幸いです。



今回のボランティア、すばらしい結果を残しました。

これだけのすばらしいデコレーションができたのも
みなさんのおかげです。

私がイギリスまで行ってみて来よう!と思えたのも
みなさんのおかげ。


でも 最後に この風景を見た時には 
ちょっと ウルッときてしまいました。



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日本から遠路はるばる 一緒に旅してきた 深海魚君。
イギリスの小川で 元気に暮らすんだよ~~~

君を抱えてきたのは 大変といえば大変だったけど(^_^;)
君の存在感は 小川では 一番!

是非 そこで 橋を渡る子供たちを笑顔にしてあげてください。


そして・・・・


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イギリスで 苦労して産んだ? わたしの鳥キティー。

短い間だったけど あなたを完成させることができて 本当によかった。
いつまでも この森で 子どもたちを見守っていてね。




次の日の朝には 日本に帰ると思うと
ちょっと悲しくて おセンチになってしまいましたが
日本から送った 全てのあみぐるみたちが ホスピスの森で輝き続けることを祈って
今回のイギリスの旅は終了したのでした。



かぎボラのお話は これで おしまいです。
みなさん 長い間のおつきあい ありがとうございました。



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by crochetricky | 2014-09-07 17:10 | かぎボラ