一番簡単なモチーフのつなぎ方(5)
ごめんなさい。
今頃 まさかの番外編です。
でも いろいろつなぎを考えている時に
新しい(かもしれない)つなぎ方を見つけたので
今後 モチーフつなぎを考えていらっしゃる方にも参考になればと思い
忘れないうちに ここに書き記しておこうと思います。
そもそもは このつなぎ方を知ったことが はじまりでした。
「 よろけ引き抜きはぎ 」
何? この衝撃的なネーミングセンス。
何? このここ半世紀ぐらい使われていなさそうな ほこり臭。
何? 何? 全然 聞いたことないし、 一体 どんなつなぎ方なの???
調べてみると 数少ないモチーフのつなぎ方を解説した日本語のビデオの中に
この編み方が ちゃんとありました!
あまりにも耳慣れない手法と、言葉で説明するのが困難なテクニック(でも実は簡単)に
編み物の先生らしき方が 動画にしてくださったようです。
(その サイトと動画は こちら)
↑のサイトでは さまざまなつなぎ方の解説があり
最後の方に 「よろけ引き抜きはぎの動画があります。
とてもわかりやすく かぎ針をつかったはぎ方について
まとめてくださっています。
しかし 私もやってみたのですが
「よろけ・・・」は 「よろけ」というだけあり
けっこう 糸を引き気味にして しっかり編まないと
編み目が ぐにゃぐにゃで 酔っ払いの足あとみたいになりやすいです。(私だけ?)
編み目を表に見せてはぐ方法のわりには
どこか かわいらしさ?が足りない・・・・。
(← ってか、最初からかわいらしさは求められていなかったのでは?)
せっかく かぎ針をつかったはぎ方が 古くから(←決めつけている)あるのなら
これを ブランケットをつなぐ時に かわいらしいステッチとして使えるようにしたい!
という訳で、
’よろけ’を現代風に(?) ちょこっと アレンジしてみました。
こんな感じです。
つなぎ方の記事(4)で紹介した ジグザグつなぎに似ているのですが
こちらは 引き抜き編みを使っているので、よりジグザグのラインが
浮きあがって見えるような効果があります。
では 編み方 行ってみましょう~
まずは モチーフ2枚を 表にして 左右に並べます。
左側のモチーフの右下コーナーから 始めましょう。
くさり3目のスペースに表から針を入れ、くさり2目で立ち上がります。
右側のモチーフに移動し 表から 左下のくさり3目のところに針を入れ、
引き抜き編みをします。
表から針を入れて 引き抜き編みをしようとしているところです。
しっかりと糸を引いて 引き抜きます。
続いてまた くさり2目を編みます。
そしたら 左側のモチーフに戻り 最初の目から ひとつ飛ばした所に
やはり 上から針を入れ 引き抜き編みをして 着地します。
上から針を入れ・・・・
引き抜きました。
このようにして 左右2枚のモチーフの 対応する同じ目を
交互に くさり2目と 引き抜き編みで つないでいきます。
(より間隔を広げたければ くさり3目にしてもいいですネ)
モチーフの上に ジグザグが乗っかっているような感じになります。
全体図。
これ、モチーフと全然違う色で 編上げブーツのようにつなぐと
すっごくかわいいかも!
今回は 長編みの頭のV字をひろって引き抜きましたが
ひょっとして 長編みの間をこれで引き抜きながらつないでも
もっとかわいらしい効果がでるかもしれませんね!
ちなみに (4)で紹介した ジグザグつなぎと比較してみます。
横が 細編みでつなぐジグザグ、 縦が 引き抜き編みのジグザグ です。
あんまり 変わらないですかね (^_^;)
編みやすさで言うと 細編みジグザグの方が 早くて編みやすいです。
引き抜きジグザグは モチーフの表から作業するので
あっちこっち ふらふらしますが(よろけ同様にね)
よりジグザグを強調したい時は 引き抜きジグザグの方が 効果がありそうです。
このつなぎ方、
もしかして 小保方さん並みの新発見か? (← 大ウソです)
な~んて、一人で 「けっこういいじゃん!」と
引き抜きジグザグを やりまくりながらも
結局は 全然ちがうつなぎ方にした ワタシ・・・・。
でも 近い将来どこかでこのつなぎ方を使ってやろうと
密かに企んでいるのでした~~(*^_^*) (あ、全然密かじゃないですね)
みなさんも よかったら どこかで使ってみて下さいね~
それでは また♪
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